イタクラノート

お母ちゃんの夢って何?これから何をやりたいの?

はじめまして、助産師の髙橋春香です。はるちゃん1.jpeg

 未だ猛威を振るう新型コロナウイルスですが、今年58日から5類感染症へ移行する見通しが決まりました。世の中が大きく変わる出来事なので世論は賛否ありますが、私たち医療従事者はまだまだ気を抜かず、感染症対策に取り組んでいかなければならないと感じています。

 さて、何を話しましょう(笑)。

文章を書くなんて久しぶりでブログを依頼された時はパニックになりました(笑)。

 ではまずは自己紹介から。。。

私は去年の3月まで総合病院で働いていました。

看護師5年目に助産師になるため大学に入り、今は助産師になって8年目を迎えようとしています。

助産師を目指したきっかけは貧しい国の女性や子どもの手助けをしたいと思ったこと、女性のライフイベントに寄り添いたいと思ったことからです。

以前内科病棟に勤務していたため患者さんを看取ることが主な仕事で、助産師の仕事とはかけ離れていました。

私はある問いかけをきっかけにキャリアプランについて考えたのでお話ししようと思います。

医療の仕事について10年が過ぎ仕事にも慣れ、責任ある仕事も任されるようになってはいましたが、慣れた環境の中では業務をこなすという働き方になっていました。

そんな時6歳になる娘から「お母ちゃんの夢って何?これから何をやりたいの?」と聞かれました。

私はこれからの夢なんて考えたこともないし、30歳を過ぎて夢なんてと思っていたのでこの時は返答できませんでした。

でも、それから改めて「これからやりたい事」を考えてみました。

助産師を目指した時の気持ちを思い出し女性のライフイベントに寄り添うことができる助産師を追求したいと考えるようになりましが、そこには少し葛藤がありました。

環境を変えずに経験を積んでいくことも良いのではないか、新しいことに挑戦することへの不安や緊張がありためらう気持ちもありましたが、

娘の一言から自分のキャリアプランを考え、成長への足がかりを得ることができたのでチャレンジしてみようと思い現在に至ります。

私に考えるきっかけを与えてくれた娘に本当に感謝ですね。

 人は現状維持をしようとする能力が備わっているようで、野生の動物もその能力を使ってリスクがなるべく少ないように生きているのだそうです。人も潜在的にリスクやストレスから回避するように、自分の成長にとっては良い選択ではないことも、リスクの少ない選択肢を正当化して選んでしまうようです。

 皆さんはどうでしょうか?

コロナ禍でなかなかやりたいことも出来ない時代ではありますが、少し立ち止まり今までできなかったこと、やりたかったことを始めてみてはいかがでしょうか?

キャリアとは仕事だけでなく生き方も意味します。

「面倒だな、大変だな。」と思う気持ちを超えて、これからどんな働き方をするかだけでなく、趣味を楽しんだり、生きがいを見つけたり。それぞれのキャリアビジョンを考えてみてください。

ご挨拶長くなりましたが、こんな私を今後ともよろしくお願いいたします。