イタクラノート

こんにちは、看護師長の大日方です。2024師長.jpeg

「師走」文字通りもう年末か、というくらいバタバタとした日常が過ぎていきます。インフル、コロナ...どちらでもないからただの風邪?判別が難しい今時の体調不良。暴飲暴食を避け、運動をし、十分な睡眠をとり免疫力を高めて負けない身体づくりをしましょう。

 今年はコロナが5類に移行したことで、ここ数年中止していたものを感染対策もしつつ徐々に再開してきました。中止する時もですが、再開する時もそれ以上に力を必要とします。やはり慣れていることを変化させることは嫌なものですよね。

 わたしには、時折思い浮かぶ学生時代に学んだフレーズがあります。ただその記憶も二つのフレーズが合わさっていたり、全文覚えている程ではないのですが、平家物語の冒頭「祇園精舎〜」と方丈記の冒頭「ゆく川の流れは〜」の二つです。先日クイズ番組で出題されたのを機にもう一度軽くおさらいしてみました。どちらも「物事は同じように見えて常に変化している」ということを表現しているようです。なぜこのフレーズが気になっていたのか考えてみると、私はこれに近い感覚を持ち合わせているからなのかもしれません。この無常観はもの寂しい表現なのかもしれませんが、ヒトがこの世に生を受け、成長する過程も、歳を重ねることも、常に変化するということです。思考を転換すれば、変化することを日常と思うことで、変化を柔軟に受け止められるようになるのではと考えます。変化することを求められた時こんな思考でいられたら、嫌だなぁという思いも前向きに捉えて自身の成長につなげられるのではないでしょうか。

 今までの日常に近づくためには、来年も引き続き大なり小なり変化が必要になってきます。変化するからには、更にプラスαなことが提供できるよう、スタッフ一丸となり、変化を恐れず前進していけたらと思います。

では皆さま、良いお年を(^_−)−